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機械と手作業

裁縫道具

職人の技が光る

レースの歴史は古く16世紀のヨーロッパで盛んに作られ、高貴な人々の身を飾る装飾品でもあり現在でも様々な形で使われています。イタリアやフランス、ドイツなどを主流に広まりましたが、もともとは古くなった布などを編んだり穴を開けたり、モチーフをテープ状にするなどして作られたものでした。現在では大きく分けて機械製と手編み製に分けることができます。機械製の主なものひとつに、幾何学的網目模様のチュール生地に刺繍を施したチュールレースがあります。ウェディングヴェールに使われることもあるほど、細やかな刺繍が施されます。バテンレースはテープ状のもので、ほとんどは機械製ですが布地と組み合わせたりすることのできる実用的なレースです。西ドイツのべテンブルグで盛んだったことから、この名前が付けられました。洋服や装飾品、傘などに使われることもあります。手編み製の代表的なもの一つにボビンレースがあり、糸巻きのボビンを使って織っていく技法です。レースは基本的に刺繍すると言われますが、このボビンレースは織りと言われ、平織り、綾織、重ね綾織の三種類で生地にしていきます。膨大な時間と熟練した職人の技術が必要なため、アンティークなものとして扱われることが多いです。クロッシェレースはかぎ針編みで編み、一般的にレース編みと呼ぶとこれを指すことが多いです。編んで生地にするだけではなく、モチーフを作って好きな生地をと合わせて作る人もいます。